2009年10月22日木曜日

食べ物

20日、中国南部の海南省に初の食用ハクチョウの飼育場が建設された。中国では野生のハクチョウは国家ニ級保護動物に指定されているが、人工飼育のハクチョウは食用が許されているそうです。
え?白鳥、食べるの?と驚きですが、北京ダックはその名の通りダック(あひる)だし、フォアグラだって肥育したガチョウの肝臓。何でも食べる日本人(そう言われているようです)は、他の国の食文化に関して何も言えないとは思いますが・・・
確かに、どんな肉だって魚だって植物だって生きているものの命を頂くというのが食べるという事です。
ベジタリアンであっても、植物は生きています。
最近、日本の鯨漁やイルカ漁のお祭り、マグロ問題など日本の食文化に関して、話題になる事が多いようです。
私は個人的に、鯨もイルカも食べませんし、マグロも高いからわざわざ買ってきて食べる事は、ほとんどありません。フォアグラやキャビアなどの高級食材にも縁がありません。笑
でも、それぞれの食文化に関しては、認めても良いのでは?と思っています。
フランスでは、エスカルゴを食べますしウサギ料理もあります。スペインでは、闘牛で残酷なショーを楽しみます。オーストラリアではカンガルー料理があり、香港では鳩を食べます。
昔から伝統としてあった食文化であり、絶滅を促すようなものでなければ、問題ないと思うのですが・・・
それよりも、ハンティングスポーツという名の下に、食べもしない動物たちを追いかけて殺戮する方がよっぽど問題だと思うのですが・・・
生き物は、生きる為に食事をします。それは動物だけでなく昆虫も植物さえも同じです。
植物でも、他の植物を吸収して生き残るものもいるのです。
私は、何を食べるかよりもどれだけ無駄なく食べるか・・・の方が大切な事だと思うのですが・・・

ちなみに、オオカミは一時期絶滅の危機があり、その後保護対象になりました。(日本では絶滅してしまいましたが)しかし、個体数が安定した今、アラスカ州などではハンティングが許可されています。家畜を襲う恐れがある為だそうです。森を占領し続ける人間と、その家畜を守る為だそうです。
なんだか、人間の都合で弄ばれているように感じて、とても悲しい気持になってしまいます。特にオオカミに思いいれのある私にとっては、ありえない事実です。

そんな厳しい野生とは無縁のヤマトパックは、いつも通りの日々です。

昨日、アップし忘れた1枚の写真・・・

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