(紀伊民報より)
和歌山県みなべ町東本庄で日用雑貨店を営む佐々木真澄さん(53)が飼っている、雄のインコ「ピーちゃん」が話す昔話風の「梅の話」が話題になっている。佐々木さんが創作した話で、梅の需要が低迷している時期だけに、明るい話題として近所の人らを楽しませている。
佐々木さんがインコを飼い始めたのは2005年。いま飼っているピーちゃんは4羽目になる。ピーちゃんは佐々木さんの話を特に熱心に聞き、物覚えがよいという。
ピーちゃんを飼い始めたのは昨年5月。まだ産毛が残るひなだった。梅の話を教え始めたのは9月ごろからで、佐々木さんが語り始めると、口元をじっと見つめ、集中して聞くという。
話は「昔、昔、おじいさん、おばあさんがいました。おじいさんは山へ梅を採りに行きました。おばあさんは庭で梅を干しました。みなべの立派な梅干しができました」という内容。今年に入り、ほぼ全部言えるようになったが、時々「おじいさんは庭で梅を採りました。おばあさんは山で梅を干しました」などと間違えるという。
佐々木さんは「あと少しで完ぺきに覚えるところまできた。集中力があり、勉強熱心」と感心している。
近所の人たちが集う佐々木さんの雑貨店で、ピーちゃんは人気者。農家の人たちは「景気低迷で重苦しい空気が漂う中で、ピーちゃんがみなべの梅を応援してくれているようだ」「ピーちゃんから元気をもらっている」などと話している。
う~ん!恐るべし、ピーちゃん!
海外の鳥の研究で、鳥に会話を教えると、明らかにちゃんと状況に応じた会話が出来るそうです。
彼らの能力も、計り知れないものがあると思います!
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