このお話しをご存知でしょうか?
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30歳の美しいフランス人女性カトリーヌは、アフリカのネコ科動物を探しにナミビアにやってきた。そして、砂漠のど真ん中でライオンマンと呼ばれているダニエルと恋に落ち結婚。ダニエルはライオンと、まるで友達か兄弟の様に接する事が出来る男性で、他の動物たちとも信じられない程の距離感で仲良く出来るのです。
ダニエルとカトリーヌは、2頭のヒョウと1頭のライオンと共にに、ナミビアの丘で和やかな生活を送っていました。
ところがある晩、動物たちを連れてドライブに出かけたとき、国境で「違法に動物を持ち出そうとしている」と逮捕されてしまいます。ダニエルとカトリーヌ、そして動物たちはみんなバラバラに・・・
カトリーヌはその後解放され、動物たちを探します。ダニエルも何とか解放されて、共に動物たちを探します。
そしてやっと見つけた動物たちは、それぞれバラバラに保護施設などに引き取られていました。ダニエルは彼らに会いに行きます。それは、彼らが離れ離れになってから数年という月日が経ってからの事でした。
まずヒョウですが、1頭のメスのヒョウはダニエルを見つけるとかけよってきます。彼らの間には柵があります。ヒョウはダニエルが帰ろうとすると後を追ってきます・・・その姿は本当に痛々しくさえ感じました。
もう1頭のオスのヒョウは、子供時代に離れ離れになってしまった関係でしたが、やっぱりダニエルを覚えていました。
そしてライオンです。ゆっくり柵に近づいてきたそのライオンは、ダニエルを確認し、まるでネコの様に甘え始めます。。。 彼らは全て決してダニエルを忘れませんでした。
しかし、彼らが再び友に暮らすことは許されませんでした。 ダニエルとカトリーヌはその後、子供のライオンのメスを引き取り、暮らし始めます。無邪気な子ライオンは、彼らの心を和ませてくれました。
それでもダニエルは、離れ離れになってしまった動物たちをどうにか引き取る手段をあらゆる方法で摸索していました。
その日も、交渉に出かける為に弁護士と共に車で出かけました。夜中に、カトリーヌに1本の電話が・・・
それはダニエルが交通事故で死亡したという知らせでした。。。
残されたカトリーヌは、一人でライオンと食らう事は出来ません。彼女は一緒に暮らしていたライオンを、最も信頼できる保護施設に引き取ってもらい、フランスに帰りました。
現在彼女は、再婚して子供も出来、幸せに暮らしています。
この実話の題が、「ライオンとダニエルと私」です。
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多少の話の違いはあるかもしれませんが、この様な内容の実話です。文章力が足りず、正確に表現できないのが残念です・・・
私はこのお話しを、カトリーヌ自身が語る言葉と映像で観ました。このお話しは、映像で観ると更に衝撃的でした。カトリーヌはフランス人で、またこのフランス語がアンニュイな感じで、心に沁みるのです~
私が一番驚いたのは、ダニエルが動物たちに接する様子でした。もちろん映像では、良い場面だけを使用していると思われます。それにしても、ライオンやヒョウと、まるで映画かマンガの様に遊んだりしているのです。そこには肉食獣に対する緊張感や、ガードは感じられませんでした。その様子は、誰が見ても彼を「ライオンマン」と呼ぶ根拠だと思います。
一体、どのようにして人間との共生を同じ屋根の下で行っているのか?野生のエルザみたいに、本能に目覚めて野性に戻らないのか?様々な疑問と興味でいっぱいになりました。
もし、ダニエルが生きていたならアフリカに行って彼に会ってみたい!と、思うほどでした。
カトリーヌが言っていましたが、動物たちと暮らすことを反対する人々や異議を唱える人々もいたそうです。でも、彼らが言うのは「野生に戻れない動物もいる。こうして暮らしていく事が必要な動物もいるのです」という内容でした。多分、彼らが一緒に暮らしていたライオンやヒョウたちは、育児放棄されてしまったり親を亡くした赤ちゃんだったのでしょう。それにしても、家の中をラインやヒョウが普通に歩いている姿は、想像を超えました。
彼らが散歩をすると、ヒョウがついてきます。夕日の中で目の前にヒョウがいて、ダニエルとカトリーヌが肩を組んで座っている姿は、本当に絵画の様に美しかったです。
悲惨で悲しい結末をむかえてしまうなんて、予想も出来ませんでした。
最初、動物たちとダニエル達の深い絆や愛に感動して号泣していましたが、途中でライオンやヒョウがダニエルを追う姿に更に号泣し、悲しい結末で又違う涙でいっぱいになりました。
ティッシュ1箱くらい使ったでしょうか・・・
やっぱり動物が絡んだお話しは、私の超弱点です;
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