2011年5月6日金曜日

怖い食中毒・・・

大きな問題になっている食中毒、O111について調べました。

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O111(オー いちいちいち、Escherichia coli O111:H-)は、O抗原が111番の大腸菌である。ただし一般には、腸管出血性大腸菌O111:H-のことである。

腸管出血性かつベロ毒素をもつ病原性を示した菌株が発見された大腸菌のO抗原は、O1、O18、O26、O128、O157など多数あり、O111:H-もそのひとつである。ただし同一O抗原の大腸菌の全てがこの病原性をもつことはなく多くの場合は極少数である。

加熱の不十分な食材から感染し、100個程度という極めて少数の菌で発症し感染症・食中毒をおこす。そのため感染者の便から容易に二次感染が起こる。

この菌はベロ毒素を作り出す。ベロ毒素は、大腸の粘膜内に取り込まれたのち、リボゾームを破壊し蛋白質の合成を阻害する。蛋白欠乏状態となった細胞は死滅していくため、感染して2 - 3日後に血便と激しい腹痛(出血性大腸炎)を引き起こす。また、血液中にもベロ毒素が取り込まれるため、血球や腎臓の尿細管細胞を破壊し、溶血性尿毒症症候群(急性腎不全・溶血性貧血)急性脳症なども起こることがある。急性脳症は死因となることがある。

牛等の糞便等から検出されており、その肉に付着する可能性が高い。その防止のためと畜場では施設改装し対応を行った。なお、牛に感染しても無症状である。

加熱に弱い菌であるため、ハンバーグ等挽肉を原材料とする食品は、その中心温度を75.1℃以上に加熱することが、感染を防ぐために必要である。

また、生レバー、生センマイなどなどは殺菌していないので、子供や高齢者など抵抗力が低い者はこれらを食べないことが最大の予防となる。

下痢止めを服用すると、ベロ毒素が排出されないため、重篤もしくは死亡する。

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何日も経過してから発症するのが怖いですね;
調べたら、20年ほど前からある食中毒なのですね。しかし、死亡例がないせいでしょうか。。。”原因究明にはいたらなかった”が多すぎます。
もっと早く(以前に)、肉の生食について検査して規約等で正確な情報が欲しかったですね。
何でも・・・後手後手になってしまうのが世の常なのでしょうか。
命の重さ・・・ここでも温度差を感じてしまいます。


人間以外、他の動物が食べるとどうなのでしょうね?

う~ん;我が家の場合、私がレアなお肉はNGなのでよ~く焼くのが常であります。
したがってお肉を生、または半生で食すことはありません。
ヤマトパックも同じです。
私が作る手作り食は、ひき肉を炒めたものか鶏肉ミンチを煮たものです。

ずっと前に、シャブシャブ用の牛肉を生でヤマトにあげようとしましたが、食べませんでした。笑

やっぱ、野生では生きていけないな!あ、草食で生きていけるね~~笑

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