2011年5月14日土曜日

そこは信号機ですよ~!


春になると巣作りを始める鳥が目立ちますが、外敵からひな鳥を守るため、どこに巣を作るかが重要となります。

ところがイギリス・エセックス州で、ハトがちょっと変わった場所に巣作りを始めてしまったそうです。



それはなんと信号機、それもかなり忙しい交差点の赤信号の中に作ってしまったのです。

ただしドライバーの位置からはあまりよく見えないようで、ほとんどの車は気づかずに通り過ぎるようです。ただし意識して見れば、信号機から小枝などが突きでていることが確認できるとのことです。

この交差点は車の往来が激しいこと、そして信号が常に点いたり消えたりするなどの難点はありますが、大きさといい、雨をしのげる条件といい、ついでにライトの熱が暖かいということもあってか、母鳥は場所の選択に満足しているようです。



すでにロクサーヌというニックネームが付けられ注目を浴びているこのハトですが、動物愛護精神の強いイギリスのことなので、おそらく大きな問題が起こらない限りは、ひな鳥が巣立ちの日を迎えるまでこのまま見守られることになるかと思われます。

ただし信号機はあくまで人工のものだけに、「もし温度が高すぎた場合、卵がかえる前に調理されてしまわないか」といった心配するコメントも寄せられていました。

(http://arbroath.blogspot.com/2011/05/dove-takes-up-residence-in-red-light.html)

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