2011年1月24日月曜日

ちょっと良いお話・・・

ラブラドールを飼っていた夫婦が、スコットランドのエディンバラ大学に100万ポンド(約1.3億円)を超える多額の寄付をすることを約束したそうです。

その理由は、病気で先が短いと言われた犬に、大学の獣医学部の人々が親切にしてくれたと言うものでした。

マイケル・デニスさんとその妻スーさんの飼っていたジェットと言う名の黒いラブラドールは、2歳のときに珍しい前足の関節炎を患い、そう長くは生きられないと診断されました。

そこでデニス夫婦はエディンバラ大学の獣医学部に連絡をとり、より詳しく犬を診てもらうことにしました。教授は犬を事細かく、たっぷりと時間をかけて診断してくれたと言い、懇切丁寧な対応に夫婦はいたく感動したそうです。

そのときに犬との生活スタイルなど色々アドバイスを受け、散歩は短く、規則正しい運動に、たっぷり遊んでやることなどを学んだそうです。

その結果、ジェットは10歳まで生きることができ、楽しく幸せに生きた犬のために尽力してくれた大学に対して、100万ポンド以上の寄付を約束しているそうです。

寄付金は獣医を目指す学生たちをサポートするために使われるそうで、夫婦はこのことを決断するまでに、そう時間はかからなかったと伝えているそうです。

幸せに生きたラブラドールのお礼に、今度は獣医を目指す学生が恩恵を受けるというのは、世の中が良いまわり方をしている好例と言えるかもしれませんね。

伊達直人が、話題になっている日本ですが、最近では動物保護施設にも寄付がされているようです。
私は人間が嫌いで、いつも動物にばかり感動しますが、人間だからこそ出来る善意があるんだ!って、近頃つくづく思います。
人は・・・良くも悪くもなれる、その選択肢という特権を与えられている気がします。

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