2011年4月11日月曜日

やさしいお話し



ガチョウのカップルは、メスが卵を温める時期になるとオスが外敵から巣を守る役目を担います。

ところがパートナーを失い、たった1羽で卵を温めるメスのガチョウがいたのですが、そこに変わった助っ人が現れたのです。



ニューヨークの墓地に巣を作ったガチョウはパートナーを失ってしまったらしく、メス1羽だけで巣を守ることになりました。

卵を温めるため身動きもとれず、近づいてくる外敵に攻撃されやすい状態だったのですが、まるでディズニーの物語のようにどこからともなく鹿が現れ 、ガチョウをガードし始めたと言います。



別種の動物がそんな行動をとることはまれであり、鹿とガチョウがコミュニケーションをとれるのかどうかもわかっていないとのことです。

しかしながら通行人が近づいてくるたびに、鹿がガチョウを守るように間に立ちはだかると言い、この不思議な友情関係が人々を驚かせているようです。

今後ヒナが産まれた後に、このマザーグースとバンビの関係がどうなるかは誰にもわかりませんが、このまま良い関係が続いて欲しいと願わずにはいられません。

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昨夜、世界ウルルン滞在記 を観ました。
以前から好きだった番組ですが終わってしまい、昨夜は特番でした。

印象に残ったのは、セルビアの滞在記でした。
悲しく厳しい歴史を持つセルビアですが、自給自足の人々の暮らしを見ていて、何かハッとさせられるものを感じました。
近代的ではなく、昔から続く絵に描いたような暮らし・・・
でも、そこに人間としての本当の幸せを見たように思いました。
欲張らない、カッコつけない・・・そんな暮らしです。
人々の心には、まだ戦争の傷が深く刻まれているでしょう。でも、日々を無駄にせずに自然と共存して生きる。
私には無理をしない彼らの生き方、素晴らしいと思いました。

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