2010年11月2日火曜日

盲導犬

こんな盲導犬を知っていますか?

盲導犬は、視覚障害者を安全に快適に誘導してくれる、ありがたい存在です。
しかし誘導するのは何も人間だけではないようです。


目が完全に見えなくなってしまったオス犬を、パートナーのメス犬が盲導犬の役割を果たすという、仲の良い二匹がいました。
二匹はボニーとクライドと言う名前のボーダーコリーで、走り回るのが大好きなやんちゃな犬たちです。

二匹は嵐の日に捨てられ、現在はロンドン近くの動物救助センターで新しく飼い主になってくれる人を探しています。

穏やかな性格にもかかわらず、新しい貰い手を探すのに苦労をしているのには理由があります。

それはオスのクライドの方が全く目が見えず、パートナーであるメスのボニーに頼り切っているからなのです。

二匹はボニーとクライドと言う名前のボーダーコリーで、走り回るのが大好きなやんちゃな犬たちです。

二匹は嵐の日に捨てられ、現在はロンドン近くの動物救助センターで新しく飼い主になってくれる人を探しています。

穏やかな性格にもかかわらず、新しい貰い手を探すのに苦労をしているのには理由があります。

それはオスのクライドの方が全く目が見えず、パートナーであるメスのボニーに頼り切っているからなのです。

動物救助センターで働くシェリーさんによると、クライドは自分の行先に自信がなくなるとすぐにボニーの後ろにまわり、自分の顔をボニーのおしりにくっつけるそうです。

するとボニーが誘導を始め、彼女を信頼しきったクライドが後を付いていくそうです。ボニーは時々立ち止まっては、クライドがちゃんと付いてきているか確かめるそうです。

ボニーと一緒のときはクライドの目が完全に見えていないとは気づかないほどで、彼女なしではクライドも動こうとはしないそうです。

こういった事情から、二匹を離れ離れにして飼い主を見つけることができず、ペアで飼ってくれる貰い手を探しています。

夏は休暇で出かけるため犬を残して行く人も多く、貰い手が見つかりにくい季節ということもあり、今までのところ見つかっていないとのことです。

仲睦まじい犬のカップルを見ていると、心にぐっときますね。可哀想な境遇ではありますが、彼らの表情を見ると幸せなのかもしれません。

ペアで飼ってあげられる、心やさしい飼い主が見つかるといいですね。

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私は他にも、ジャーマンシェパードで仲間の目が見えないシェパードの盲導犬として、共に飼い主とハンティングに出かける子達を見た事があります。
彼らも教えたわけではないのに、自然な行動の中で目が不自由な犬を察知し、誘導するようになったそうです。

群れで暮らす動物たちは特に、仲間を助けたり励ましたり・・・という行動が多く見られます。
私たち人間も・・・群れで暮らす動物なので、彼らに負けないような心を持ちたいですね~~~


2 件のコメント:

#104 さんのコメント...

ボニーとクライド、アメリカンニューシネマな名前ですね。
犬が犬の介護をするなんて、ホントに仲間同士の仲が良いんですね。

犬と猫は祖先は同じですが
瞬発力と運動能力を高め単体行動を選んだネコ科と
持久力と仲間の絆で集団社会を選んだイヌ科とで
行動原理が本当に違いますね。

ヤマト さんのコメント...

人間にも、犬派と猫派とか言いますが・・・
実は私、超動物大好き人間なのですが、今まで猫ちゃんを飼ったことがないのです。

でも、写真を見ると抱きしめたくなるくらい可愛い!と思いますし、子猫ちゃんなんて兄弟まとめて欲しい!と思うのですが・・・

動きで言うと、ウルフドッグは立ったままで食器棚の上にヒョイと乗ったりするので猫っぽいのですが・・・
この大きさで猫なら、ヒョウになってしまいますね!笑