2010年8月4日水曜日

サイの角で飛ばされた・・・事故

*サイの角で飛ばされる=男性飼育員が重体―静岡*
時事通信
 3日午後10時35分ごろ、静岡県東伊豆町稲取の観光施設「伊豆アニマルキングダム」で、飼育員の男性がサイに角ではじき飛ばされた。飼育員の男性は頭を強く打ち、病院に搬送されたが、意識不明の重体。県警下田署が状況を詳しく調べている。
 同署によると、男性はサイのおりの中で、白内障のシロサイの治療をしていた。寝転んだサイの左目に目薬をさしたところ、サイが突然起き上がって男性を角でしゃくり、はじき飛ばしたという。 

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このサイは高齢で、これまでとてもおとなしい性格だったそうです。
多分、襲うつもりではなく、何かに驚いたとっさの行動だったと思います。
飼育員の方はプロなので、十分に注意されていたでしょうし、サイの特質もよくご存知の上での事故です・・・
回復されることを、心から祈っています。

少し違う話ですが、以前読んだ本で、いくつかのオオカミの群れのリーダー的存在でオオカミと暮らしている方が一度だけ大怪我をいされたことがあります。
それは、あるオオカミの群れと一緒に夜を明かそうと、共に眠っていたときのことです。狭い場所で触れ合って眠っているというような状況の中で、彼が大きく寝返りをうったときのことです。あるオオカミがとても驚いて、反射的に噛んだそうです。もちろん襲うつもりなどからではなく、反射的にです。それでも、オオカミの牙は人間の皮膚には激しいダメージを与えます。彼はそっとその場を去ったのですが、後に「一度だけ死ぬかもしれない(出血多量で)と思った瞬間」と述べています。
このように、ペットでない動物は防御本能を強く持っています。反射的に・・・本能的に・・・という行動ですが、その威力は半端ではありません。。。

私も人事ではありません。
ウルフドッグ(特にオオカミの血に近い子達)は、普通のペットちゃんたちとは少し(?笑)違いますから~~

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