2011年2月2日水曜日

続編!動物の驚くべき10の秘密

普段接する事の少ない動物の特性や習性も、長年の研究でわかるようになってきました。

そんなほとんどの人が知らないであろう、ちょっと変わった動物の特徴をご紹介します。
(全部、本当のお話です)

1. ワニは泳ぐために石を飲み込む
ワニの消化器官は実に様々なものを受け入れています。カメ、魚、鳥、キリン、バッファロー、ライオン、さらに他のワニを食べてしまうこともあるのです。胃の中にあるものはそれらだけはなく、石も含まれます。
泳いでいるときに大きな石を飲み込み、消化することなく永遠にそのままなのですが、それは水底で安定させるためなのです。

2. クジラの母乳は低脂肪ではない
クジラの赤ちゃんは10ヶ月から12ヶ月もの間を母親の胎内で過ごし、産まれるとすでに母親の3分の1ほどの体長があります。
母親は乳腺周りの筋肉を利用し、子クジラがしっかり乳首をくわえる間に母乳を搾り出します。クジラの母乳は50%近くが脂肪分で、これは人間の母乳の10倍にあたり、子クジラの体重が目覚しい成長をしていく助けとなります。

3. 鳥は長旅をするとき陸の目印を利用する
例えばハトは何千キロもの距離を間違えることなく、同じところに戻ってくることができ、さらに幾種類かの渡り鳥たちは何万キロもの距離を毎年移動します。
ほとんどの鳥には体内に磁気センサーがあり、地球の磁力線とうまく反応して方向を判断をしているとされています。2006年に発行された「動物の習性」には、ハトは陸にある目印を自分の巣へ帰るのに利用していると記述されています。

4. ビーバーにとって冬はどんどん長くなる
冬の時期、ビーバーは基本的に貯蔵した食事と尻尾に溜め込んだ脂肪を栄養にして過ごします。外の寒さを避けてエネルギーを放出しないように、できるだけ暗い巣の中でじっとしています。
その結果、寝る時間と光の関係がすっかりわからなくなります。生物的な時間の感覚が変わり、1日29時間中の24時間は起きて活動することがあります。

5. ハダカデバネズミは盲目ではない
盲目と思う以前に、ハダカデバネズミなんて動物を知らないという人が多いのではないでしょうか。
英語では「mole-rats」(モグラネズミ)と呼ばれていることから、目は見えていないイメージが強いようです。しかしながら研究報告によると、限られてはいますが、視覚があることがわかっています。

6. ひよこは家族思い
動物の進化というものは、自己中心的に生存していくだけでもないようです。
他者を助けながらサバイバルしていく例があり、ヒヨコは食事のときに特別な鳴き方をして、自分の兄弟・家族だけにわかるように知らせるのです。

7. かなり多くの魚が性転換する機能を持っている
生物の不思議な行動は陸だけにとどまりません。海の中でも不思議なことは多いのですが、環境やホルモンによって性転換をしたり、両性機能を持つ魚が多いのです。

8. キリンは背の高さのせいで変わった血流システムを持っている
あの背の高さのおかげで、長い首が木の実などにやすやすと届きますが、これだけ背が高いと血液を送ることが非常に大変なのです。
普通の哺乳類の倍の血圧が必要なキリンの心臓は、重さ10kg、直径60cmという巨大なものです。
頭を下げたときに今度は一気に血流が脳に流れ込まないように、首の上部に圧力調節システムのようなものがあります。そしてその強い血圧に耐えるため、足の皮膚は血液が蓄積しないように非常に薄くて頑丈です。

9. ゾウは忘れるがバカではない
ゾウは動物の中ではもっと大きな脳を持っています。平均にして5kgもあります。
知性は脳の大きさで測れるわけではありませんが、体の大きさに対する脳のサイズの比率(EQ)が大きいほど知性が強い傾向にあるそうです。
その比較でいくと、ゾウは1.88、人間は7.33~7.69、チンパンジーは2.45、ブタは0.27となっています。ゾウは記憶力はあまり確実ではないようですが、なかなか賢いのです。

10. オウムはただマネしているだけではない
オウムは人の話し声をマネをすることで有名ですが、過去の30年の調査によると、単にマネだけでなく言葉そのものの違いを理解することもわかってきました。
「同じ」と「違う」や、「大きい」と「小さい」や、「数字」などの概念をつかんでいるといわれています。
人間の体内時計は25時間くらいで、日の当たらない生活をしているとどんどんずれてしまいますが、他の動物も同じ苦労をしているというのは面白いですね。地球に産まれた生き物なのに、なぜ24時間にならないのか不思議です。
地球で共存していくためには、動物のことをいろいろ知っておくことも大切かもしれません。

ところで、ヤマトの秘密は・・・
横で睨んでいるので、又後日書きます~~^0^

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