2011年2月13日日曜日

ヤマトの病気

今回ヤマトのお尻にできた腫瘍は、肛門周囲腺腫 と言います。
今日はこの病気について。。。

肛門周囲腺腫(Wikipedia)』

肛門周囲腺腫の細胞診像肛門周囲腺腫(英: perianal gland tumor)とは高齢の去勢していない雄犬での発生が多い肛門周囲腺の良性腫瘍。

肛門周囲腺は変形腺であり、主に肛門周囲、尾の基部に分布するが、大腿部、包皮などにも認められる。ネコには肛門周囲腺は存在しない。肛門周囲腺腫はホルモン依存性であり、間質細胞腫を併発することが多い。適切な治療を行わなかった場合には、肥大した腫瘍の表面が破れて出血、潰瘍、細菌感染を引き起こすことがある。肛門周囲腺腫の発生にはアンドロゲンが関与するため、雄犬では去勢により予防が可能であり、発生した肛門周囲腺腫も去勢により縮小することがある。治療は主として肛門周囲腺の外科的切除であり、未去勢であれば同時に去勢手術を行うことにより再発率を低下させることができる。外科的切除の他に化学療法、凍結療法、放射線療法などが有効である。雌犬での発生はほとんどないが、雄の肛門周囲腺腫の好発領域で認められる腫瘍はアポクリン腺癌などの悪性腫瘍が多い。肛門周囲腺癌はホルモン依存性ではなく、肛門周囲腺腫との鑑別は細胞診では困難であり、病理組織学的検査が必要である。肛門周囲腺腫と肛門周囲腺癌をまとめて肛門周囲腺腫瘍と呼ぶ。

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ヤマトは、去勢をしていませんでした。
私の心の中のどこかに、ヤマトジュニアを望んでいたからです。しかしそんな私の迷いが、今回のようなホルモンが関わる腫瘍を発生させる原因になりました。
今から思えば、1ヶ月以上前にヤマトがお尻を気にし始めていました。荒れたのかな?なんて思って見たら、少しだけ出血がありましたが、何かできているわけではなく2~3日で気にしなくなりました。
その時点では、ほとんど目視では分かりませんでした。
それで、先月18日にヤマトが再びお尻を気にしていたので見ると、小さなニキビみたいに見えるものが、肛門の左下部分(毛が生えていない部分)にありました。それでも、その時点では線腫という感じには見えませんでした。
2~3日で治れば・・と思い毎日注意していましたが、小さくなる様子はなく、できものの先端が膨らんだり破けたり(舐めた後)している感じで、これは良くないと思いすぐに動物病院に相談しました。
最初の時点では、本人の診察ではなく、私が毎日撮影していた肛門のドアップ写真を獣医さんに見せました。笑
獣医さんも、まだ肛門周囲線腫とは断言できない状態だと言って、その時は抗生剤と消炎剤を頂き薬を飲ませて様子を見てくださいと言われました。
しかし、そのできものが小さくなることはなく・・・大きさとしては、あずきを3分の一に切ったくらいの大きさ・・・くらいになり、これは肛門周囲線腫で手術をしなければならない、ということになりました。
全身麻酔による析出手術で、去勢も一緒に・・・とお願いする事になりました。
去勢をしないで線腫だけを取り除いた場合、再発の可能性が高いのです。

よく、自然のままがいい・・・不妊手術なんて可愛そう・・・
と言われることもありますが、それも一理ある考え方です。正しいと思います。
でも、私は自然のままでホルモン関連の病気になるよりも、不妊手術をして元気に少しでも長生きしてもらいたいです。
ヤマトパックでは、ギンガとテラ以外これで全ての子が不妊手術をしたことになります。

まぁ、オスメス関係なく(笑)これからも仲良く元気ならば、それがベストです^0^

あとは、ヤマトの傷の回復と病理検査の結果、そしてサンシャインがこのままの状態を維持できれば・・・
と、最後のふとふんばりです!



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