2010年4月14日水曜日

ちょっと嬉しいニュース

こんなニュースを待っていました!


<立派な盲導犬へ 受刑者に子犬委託…島根・浜田>
読売新聞 より

受刑者に渡される盲導犬候補の子犬(島根あさひ社会復帰促進センターで)
島根県浜田市旭町丸原の刑務所、島根あさひ社会復帰促進センターで12日、盲導犬候補の子犬の委託式があった。受刑者30人に子犬5頭が託され、1歳になる来年1月まで育てられる。
 不足しがちな盲導犬候補の育成に、受刑者に貢献してもらおうと昨年度から始まった。受刑者には再び罪を犯さないための忍耐力や責任感、命の大切さなどを学ばせる狙いがある。
 式では、冨田容可(ひろか)センター長が「多くの視覚障害者が待っていることを忘れず、責任を全うしてほしい」とあいさつ。1月に生まれたラブラドルレトリバーのきょうだいを受け取った受刑者は、しっかりと腕に抱いてかわいがっていた。
 男性受刑者(40)は「自宅でも犬を飼っており、社会貢献できればと志願した。責任を持って、盲導犬になれるような犬に育ててお返ししたい」と話した

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このような試みは、ぜひとも続けて欲しいと思います。
罪を犯してしまった受刑者たちですが、犬とのふれあいは彼らの心の更正も助けるものだと思います。
そして何より、彼らは集中して犬の訓練が出来ます。
問題がゼロとは言いませんが、海外でこのようなシステムがとても良い結果を出しています。

犬たちは、純心で人間を色眼鏡で見ません。受刑者だから・・なんて全く思いません。
そんな中で、良い関係が築けてその上、社会貢献できるのは素晴らしいことだと思います。
盲導犬用に繁殖された子犬たちだけでなく、保健所にいる犬たちにもそんなチャンスを与えていって欲しい・・・と切に願うばかりです。

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