2010年7月28日水曜日

種を超越した母性愛

今月15日、ロシアのサマラ動物園のスタッフはピューマの子供が3匹誕生したのを心から喜んでいたが、同時に心配にもなった。ピューマの親たちがきちんと世話をするかどうかわからなかったし、危害を加える恐れもあったからだ。

代わりに育児を託されたのが5匹の仔犬の母親でもあるジャーマン・シェパードのチョリだ。チョリとピューマの子供たちはまるで本当の親子のように仲良しだ。チョリは分け隔てなくピューマの子供たちにもかいがいしく世話を焼いている。

他の犬が産んだ子犬を、同じ時期に母乳のよく出る別の母犬に育てさせるといった方法(代理母)は帝王切開の場合など、多頭飼育の繁殖所などでよく行われているが、犬がピューマを育てるなど、異種間での代理母は非常に稀なケースである。

人と人との“つながり”が希薄化した現代社会。動物の行動には驚かされることばかりだが、種を超越して子供の成長を見守る動物の姿から何かを感じとってほしい。

(ペットプレス)
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先日は猫ちゃんとネズミちゃんでしたが、今度はピューマとワンちゃん!
動物って本当に大きな愛を持っているのです。
異種・・・というのは経験がありませんが、ワンコ同士で代理ママというのは経験があります。
動物って、受け入れたら自分の子供と養子の子供と、全く分け隔てなく面倒をみます。

野生のオオカミやリカオンなどは、群れで生活していますが、全員で子供の面倒をみます。

人間が忘れてしまったこと。。。動物から改めて教わることもあると思いました。

2 件のコメント:

緋月-hizuki- さんのコメント...

暑い日が続いてますね。

ワンコがピューマの赤ちゃんを!!ほほえましいですね♪
同じようなケースで香川のしろとり動物園ではフレンチブルがトラを育てたのが有名です。
大きくなっても同じ檻で仲良くしてたのですがこの間行ったとき、母離れ中で別々にされてました…。

やはりずっと一緒と言うわけには行かないんでしょうかね…

ヤマト さんのコメント...

hizukiさん、こんばんわ~^^

本来は自然に反するのかもしれませんが、異種が仲良しな様子を見ると、何だか優しい気持ちになりますよね~
フレンチブルがトラを?!
タイでフタさんがトラの赤ちゃんを育てていたのを思い出しました^^
ブタの赤ちゃんをトラのお母さんが育てていたのですが、コブタちゃんたちがトラ柄の服を着てトラママのミルクを飲んでいたのが可笑しくて微笑ましかったです~^^