2010年3月24日水曜日

お猿さんのボス

こんな記事を見つけました。

=2010/03/23付 西日本新聞夕刊=

「ゾロ」最長政権11年4カ月 記録更新へ 優しく、厚い信頼 大分・高崎山
 
野生のニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然公園で、C群696匹を率いる雄ザル「ゾロ」のボス在位期間が25日、園の最長記録となる11年4カ月に達する。面倒見がよく、園の職員から「歴代の中でも名リーダー」と称されるゾロにふさわしい勲章になりそうだ。
ゾロは、1998年12月にC群の序列2位から8代目トップの座に就いた。現在の年齢は28歳。人間でいえば80代後半から90歳に相当する。高崎山では、力の衰えたボスが山の中に姿を隠す形で穏便に「政権交代」する場合が多いが、ゾロは先代ボスのゲンタから餌を奪うという異例の実力行使でナンバー1の座を勝ち取った。
ボス在位記録は、9年9カ月にわたって君臨したC群初代ボス「ヤマ」が長く保持していたが、2008年7月にB群のボス「ゴルゴ」がこれを更新。その後、昨年末にボスの座を離れるまで最長記録を11年3カ月に伸ばした。
ゾロの名は、個体識別番号が55番の「ぞろ目」だったことから付いた。成長にするにつれ、けんかの仲裁など、度々問題を「解決」したため、小説の主人公名である「快傑ゾロ」になぞらえられるようになった。自分の頭の上で子ザルが遊んでいても怒らない優しさがあり、群れの中での信頼も厚い。
昨夏の衆院選で政権交代した人間社会とはやや事情が異なるようで、園の下村忠俊主任は「高崎山のサル社会の中で年功序列が強まったことが、長期安定政権が続いた要因ではないか」と分析している。

ゾロなんて、かっちょええ名前だ~怪傑ゾロ?と思ったら、個体識別番号がゾロ目だったから・・・なんて・・・;
それにしても、お猿さんの世界でも、ただ力で脅していたり自分勝手で傲慢なボスは長くは続かないのですね~
面倒見がよく、慕われ信頼されているからこそ、ボスの座を長く続ける事が出来るのですね~
人間も見習わなければなりませんね!

ヤマトパックのヤマトボスは・・・心配性で争いが嫌いなボスなので、一応安泰かな?!

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