2009年9月16日水曜日

動物達の狩りの知恵

人間たちは、スポーツハンティングなどと言って、動物達の命を弄んでいると思います。狩りをするならば、食べる為であるべきでは?と、私は思います。

動物たちは、生きる為に狩りをします。狩りを成功させないと、生死に関わってきます。又、子供を持っている母親は子供たちの命を守る為でもあります。
そこで、狩りには常に作戦やアイディアが必要となります。
ライオンは、素晴らしい連携作戦で狩りをします。群れで生きる動物たちは、見事な連携で狩りを行います。
単独で生活するヒョウは、狩りの成功率が少し低いと言われています。
夜の狩りは、ネコ科動物たちにとって有利です。ヒョウは、音もなく獲物に近づき狩りをします。しかし、静まり返った草むらで、警戒しているシカ類を上手く狩るのは難しいようです。そこであるヒョウは、わざと足音を立ててシカたちの群れを混乱させます。パニックになって逃げるシカにねらいを定めるのです。
また、小ぶりなコヨーテはシカの子供でも容易に狩る事は出来ません。そこでコヨーテたちはシカの子供が遊び疲れるまで、ジッと観てます。シカの子供が遊びつかれた様子を見ると、そこで狩りを始めます。
凄いな~と思います。

狩りと言えば、面白い実話があります。
ある時、ヒョウがやっとの思いで(3日間追い続けて)1頭のシカを狩りました。さあ、食事という時にライオンがやってきました。ヒョウはライオンなど強い相手が来ると争う事をせずに、獲物を譲ります。(正確に言うと奪われます)その時も、やっと狩ったシカでしたがヒョウはライオンを見るなり獲物を諦めて木に登りました。獲物を奪ったライオンは、楽して食事にありつける・・・と思った瞬間、ハイエナがやってきました。ライオンはハイエナが大嫌いです。笑 その時、ライオンは雌ライオン1頭でした。群れでない時、ライオンはハイエナに獲物を奪われます。ちょっかいを出すハイエナに怒った雌ライオンは、ハイエナを追っ払おうと威嚇しながらハイエナを追いました。
木の上から一部始終を見ていたヒョウは、ライオンが立ち去った隙に獲物を取り戻し、木の上に運ぶ事が出来ました!
まさに、敵の敵は味方! という状況でした。

狩り?獲物?とか、全く無縁のヤマトパックは、今日も呑気に遊んでいます。


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