2009年10月3日土曜日

釧路市動物園ココアのその後

以前ご紹介しましたが、四肢に障害をもって昨年5月に生まれた北海道・釧路市動物園のアムールトラのオス「タイガ」とメス「ココア」のうち、タイガが8月25日に亡くなってしまいました。よく分からないのですが、肉を喉に詰まらせて窒息してしまったとか・・・
通常では考えられない事故なので、やはり彼が持っていた障害により何らかの影響があったのかもしれません。
残されたメスのココアはしばらくの間、朝寝室から運動場に出るとタイガを待つようなしぐさを見せていたらしいです。トラは本来単独生活で生きる動物ですが、2頭は生まれてからずっと一緒に人工保育で育ち、互いを励まし合うように共に困難を乗り越えてきたので、彼らの絆は深かったと思います。タイガの方が足が不自由でしたが、いつもココアがタィガを遊びに誘い、不自由な足の発育にも随分役立ったそうです。おっとりのんびりのタイガに、タックルしたり追いかけたりおてんばなココアの姿を微笑ましくよく目にしました。
でも、最近ココアは一人でポツンと横になっていることが多いそうです・・・

野生なら、2頭とも生存する事の出来なかった命だと思います。
人工保育には、厳しい意見もありますが、私は動物園で人間の為に飼育されている動物や、野生でも人間のせいで残された子供などは、人間が責任をとってもいいのでは?と思っています。

雨が続いているので、なかなか外で遊べず、ヤマトパックは不満気味;
でも、仕方ないよぉ~

写真は、妻の間の晴れ間・・・



0 件のコメント: