2009年7月10日金曜日

この時期の悩み

この時期になると毎年の悩みの種は、ヤマトの耳です。梅雨の中盤あたりから約2~3週間、ヤマトが耳を痒がります。プリンスの様に動物病院へ・・・とはいかないので大変です。
担当の獣医さんとは、ヤマトが子供の頃からのお付き合いなので、ヤマトも唯一触れる事を許す獣医さんなのですが、治療となると話は別です。毎年のワクチン等は、病院の診察時間の最後に(皆さんが帰った後)貸切状態で行います。
まず、車を病院のドアに着けて・・・サンシャインを先に診察室へ入れワクチンを接種します。サンシャインは、そのまま診察室で待機。その後、病院内にいる男性(先生以外)は全員退出願います。そしてヤマトを車から降ろし、診察室へGO!ヤマトは真直ぐ診察室の中に入り、診察台にヒョイと乗ります。その後は女性ばかりの診察室で、私がヤマトの頭部を持ち他の女性陣は何となくヤマトの体を押さえています。あっという間に注射は終了です。
この様に、ワクチンだけでも大騒ぎです。
治療に関しては、出来る限り無理をしたくないというのが本音です。一度嫌いになってしまうと、ヤマトの場合無理やりという事が出来ないので・・・ もし、治療行為を行うとしたら、全身麻酔が必要となります。
ヤマトの性格で、麻酔は非情に危険です。命に関わるような事態でない限り、全身麻酔は避けたいのです。
耳の治療は、以上の理由で行っていません;
自宅でも耳の中の掃除をしようとか、薬を塗ろうと試みました。しかし、1度は上手くいっても2度目からは部屋の中を徹底的に逃げるため断念!無理やり押さえ込んで・・は、怪力の私でも無理です。ちなみに、ヤマトの力はシェパード犬の非ではありません・・・
で、耳はどうなるか・・・ここからが面白いです!
通常、犬は後ろ足で耳を掻きます。ヤマトも同じです。しかし、ウルフドッグの爪で自分の耳の中を引っ掻くと、耳の中に傷が付いてしまい痛みも伴って炎症が長引いてしまいます。 それで私はヤマトが耳を掻こうとする度に、「痛いから止めなさい!」と叫んでいました。それを聞いてか聞かずか、耳を掻きそうになった時、私が「あっ!」と言うだけで足を止める様になり、近年では目が会うだけで掻きそうになった後ろ足を、そのまま少し下ろし、肘を掻いたり(完璧に誤魔化してる)・・・笑 掻いてはいけないという事を学んだと思います・・・が、問題が一つ。
どうしても掻きたくて、我慢できなくなる時があります。そんな時は私が手を洗って耳の外側から掻いたり、少しだけ内側も汚れを取ったりします。それは全然問題ないのですが、夜寝てからも起こされるのです。「耳、痒い~」と・・・私はヤマトの横で寝ているので、完璧に起こされます。それで起きて暫く耳を掻いて落ち着かせて、再び眠りの世界へ・・・を繰り返すのです。
まぁ、自分で掻いて傷を付けるよりはいっか! と思っていますが・・・これも、親バ飼い主ゆえでござります~;
ひどい時だけ、炎症止めの内服薬だけは、たまに使用しています。
今年もいよいよ、その時期になりました。ヤマトは、そろそろ耳を気にしています。

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